シャマラン監督は自作のオリジナル・ストーリーではなく、ダーク・ファンタジーの作家 ポール・トレンブレイ作の家宅侵入系のホラー・スリラー小説…
「ザ・キャビン・アット・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド」(2018年出版)を下敷きにした映画化だと明らかにしていますから、鬼才ヨルゴス・ランティモス監督のホラー・スリラーのカルト映画の傑作「キリング・オブ・ア・セイクレッド・ディア」(2017年)、つまり聖なる鹿殺しをパクりやがったな…!!とは言えませんが…、
アンドリュー=ジョナサン・グロフ(「マトリックス 4」2021年)とエリック=ベン・オルドリッジ(TVシリーズ「ペニーワース」)の同性愛者の夫婦と、彼らの養女ウェンちゃん=新人クリステン・キュイちゃんたちが休暇を過ごしていた湖畔のキャビンに強引に押し入った…
「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol. 3」(2023年5月5日全米公開)が楽しみなバティスタ、シャマラン監督の前作「オールド」(2021年)のニキ・アムカ=バード、シャマラン監督が仕掛け人の Apple TV+ 配信シリーズ「サーヴァント」のルパート・グリント、「若草物語」(2019年)のアビー・クインたち計4名の賊が…
Trailer : Knock at the Cabin
黙示録の終末世界の始まりを食いとめて、人類を救済するため、お前たち家族のうち誰かひとりが犠牲になれ!!と、あろうことか、家族のうち誰の命を犠牲にするのか?!、当の家族に選ばせる底意地の悪い究極の選択を迫る展開が核心のネタになっているらしいことから、前述の鹿殺しとは物語の前提が違うものの、比べられるのは必至の「ノック・アット・ザ・キャビン」は、来年2023年春の2月3日から全米公開!!
ウェンちゃんがキャビンから脱出に成功するハラハラの展開は結局、捕まってしまう…のガッカリのオチや、当初はバティスタたちが説く黙示録の世界の終わりを当然、鵜呑みにするわけもない同性愛者の夫婦たちに、やがて、変化が訪れるらしいことなど、この約2分43秒の全長版の予告編は映画の内容をやや観せ過ぎた…
© Universal Pictures. All Rights Reserved.
…ようにも思われますが、よく悪くも大ドンデン返し?!のサプライズが売りの M・ナイト・シャマラン監督は、さらにどんな驚きの展開と意表を突くオチを隠し持っているのか、いないのか…?!、シャマラン・ファンの方は乞うご期待!!