アメリカの計50州のうちの計19州が合衆国からの離脱を宣言し、テキサスとフロリダ、カリフォルニアでは…
不穏な反体制派の勢力が結成された “ 分断の危機 ” に直面したホワイトハウスが沈静化を目指して、軍隊を出動し、米軍がアメリカを攻撃している “ シビル・ウォー ”、つまり内戦のカオスを描いた…
Trailer : Civil War
アレックス・ガーランド監督の最新作「シビル・ウォー」は、衝撃の問題作として、いわゆる「大統領選挙の年」にあたる新年2024年の春4月26日から全米公開!!
内戦のカオスを取材するジャーナリスト役に扮して、主演に位置づけられるキルスティン・ダンストの私生活での夫ジェシー・プレモンス扮する「白人至上主義」の「間違った愛国者」らしい武装した「X(Twitter)系」つまり「右寄り」の人物が、ケイリー・スペニーちゃんを処刑しようとするのを止めに入ったヴァグネル・モウラが…、
「どうやら誤解しているようだが、俺たちみんな同じアメリカ人じゃないか」と言うのに対して、ジェシー・プレモンスが「よかろう、しかし、お前ら、どういう類いのアメリカ人なんだよ?」などと冷淡に言い返す X 的差別があからさまのシーンだけでもゾッとする「シビル・ウォー」について…、
創り手のアレックス・ガーランド監督は「直近未来の SF 寓話」のように語っていますが、あまりにも露骨に現実が反映されていて、恐ろし過ぎるため、いまのアメリカの狂った政治のゆがんだ状況とは距離を置きたい…と考える世間のフツーにまともなひとたちは映画館に出かけるのをためらってしまうかも…というのが心配ですね…。
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