新年2023年1月19日(木)から29日(日)にかけて開催されるサンダンス映画祭の注目作のうちのひとつの…
デイジー・リドリーが主人公のうつ病気味の女性フラン役を演じた「サムタイムズ・アイ・スィンク・アバウト・ダイイング」が写真を初公開してくれました!!、デイジー自身もプロデュースにたずさわった「わたしは時々、死ぬことについて考えてしまう」という題名からして、うつ病気味のドラマ映画は、2019年のサンダンス映画祭で披露されて、高評価を博した同名短編映画をもとにした作品です。そのステファニー・アベル・ホロウィッツ監督の約12分間のオリジナル映画を、この機会にご覧ください。ナレーションで語られる心の声が示しているように、本当はユーモアを持ちあわせて、けして、暗い人ではないのだけれど、ひと付き合いが苦手の不器用な性格のせいで、社会的孤立におちいり、自殺を考えずにはいられない主人公フラン(ケティ・ライト=ミード)が、お互いに波長を感じて、視線を送りあっていた職場の同僚のロバート(ジム・サルブ)から、ある日、映画に誘われて…、
Sometimes, I Think About Dying (2019)
…という展開から、再び誘われて出かけた週末のデートの当日が実はロバートの誕生日だったことで、そんな特別の日に過ごしたい相手として自分を選んでくれたことに胸を打たれたらしいフランが、ようやく心を開いていく…といった物語となっています。
ステファニー監督を含めたオリジナル映画の創り手たちが長編化の脚本を執筆して、「イン・ザ・レイジアント・シティ」(2016年)などのレイチェル・ランバート監督がメガホンをとった長編版の「サムタイムズ・アイ・スィンク・アバウト・ダイイング」で、デイジーのお相手のロバート役に起用されたのは、テレビシリーズ「ラミー」のデイブ・メルヘイェ。銃を規制する平和を望むという当たり前の善意を訴えたことで、誹謗中傷のオンパレードのイジメに遭うという SNS の不条理に悩んで、いったんはアカウントを削除してしまったデイジーの苦悩と絶望の経験が、もしかすると主人公の自殺願望に投影されてるのかもしれませんね…。ファンの方はお楽しみに…!!