First Trailer for Nathalie Biancheri’s 'Wolf' starring George MacKay: 自分は動物だと信じ込む現実の病いをテーマにして、「1917」のジョージ・マッケイが狼男を演じた異色のスリラー・ドラマ映画の最新作「ウルフ」の予告編 ! !

ドキュメンタリー作品からキャリアをスタートしたナタリー・ビアンチェリ監督が、初めての劇映画のメガホンをとった2019年公開のデビュー作「ノクターナル」に続く、第2作め「ウルフ」の…


北米での配給権を取得したフォーカス・フィーチャーズが、予告編を初公開してくれました…!!

Trailer : Wolf


自分は本当は動物なのに、魂が人間の体の中に閉じ込められてしまった…などと信じ込んでしまうだなんて、映画の物語のために創作したフィクションの心の病いだと思われそうですが、ナタリー・ビアンチェリ監督によれば、これは現実にある「スピーシーズ・ディスフォリア」と呼ばれる症状を描いたものだそうで、つまり…、

例えば、女優のエレン・ペイジが現在は男優のエリオット・ペイジに生まれ変わったように、自分が生まれ持った性別に違和感を抱いて、いわゆる性転換をする人たちと同様に自分が人間であることに違和感を抱いて、それぞれの本来の姿の動物として生きたい…と願う人たちがいるそうです…。この映画の「ウルフ」では…、


その題名通りに自分は狼だと思っている主人公ジェイコブ=ジョージ・マッケイ(「1917」2019年)が、スピーシーズ・ディスフォリアを治療する「動物園」と呼ばれる病院に送り込まれて、過激な「治療」を受けながらも、自分の本来の姿の狼に戻ろうともがく過程で、やはり自分は動物の山猫だと信じてるリリー=ローズ・メロディ・デップ(「プラネタリウム」2016年)と出会い、狼と山猫が種を超えた?!恋におちることになるようです…!!

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パディ・コンシダイン(「マクベス」2015年)、アイリーン・ウォルシュ(「マグダレン・シスターズ」2002年)らが共演の異色のスリラー・ドラマ「ウルフ」は、今年2021年末の12月3日から全米公開の予定です…!!